S Vlog わからないを楽しもう!
※探Qタイムは小金西グレースこども園のみで先行して取り組んでいるプログラムです。
小1ギャップをするりとかわせるようなしなやかさを身に付けて欲しい。そんな思いを持ちつつも、こども家庭庁の掲げる幼保小連携は大きな課題です。
異なる個性をもつ30人の子どもたちへ、一斉教育は逆効果。
双方向性があって、前提知識は必要ない、個性的な子どもたちがそれぞれの感性で不思議と出会い、楽しめるのが理想です。
学習意欲の根源たる好奇心を育てたいけれど、そんな素敵な授業をできるような力は残念ながら今の私たちにはありません。
とはいえ、始めなければ力もつかないですし、今目の前にいる子どもたちに『できることをできるだけ』が私たちのモットーです。
・小学校教育の先取りはしない
・正解ありきの問いかけはしない(子どもの回答に○✖️をつけない)
・問いを問いのまま持つ時間を大切にする(安易に答えを教えない)
上記3点をガイドラインとし、子どもたちが小学校生活を楽しみにできるようなプログラムを始めたいと思います。
何でも検索して答えがわかった気になってしまう今だからこそ、身近な不思議に気づき、自分で試してみる体験が大きな意味を持つと信じています。
卒園までに色々な『何でだろう?』を見つけ、小学校以降の義務教育の間にそれが解決する喜びに出会えたら最高です。
『探Qタイム』と銘打ったこの時間、どうしたらより不思議を楽しめるかを、子どもたちと一緒に探求していきます。まったくの手探りですし、子どもたちと一緒につくる時間なので、どんな形に発展するか未知数です。そんな未知の道を我々保育者も一緒に楽しんで歩んで行こうと思います。
まだ生まれたてのアイディアですので、どう変化していくか、暖かな目線で見守っていただけたら嬉しいです。