何でもない一日を子ども達と一緒に楽しんでほしい
保育とは「 」。
保育の仕事に携わろうとするみなさんは、この「 」の空白にどんな言葉を埋めますか？「仕事」と入れますか？もちろんその通りですね。だけど保育という仕事は、単なる労働でしょうか。みなさんにとって保育に携わろうと考えた時のことを少しだけ思い出してみてください。皆さんが歩んできた人生の中で何かしらにキッカケや思いがあったのではないでしょうか。
保育園は人生を歩み始めた間もない命をお預かりします。
そして、就学前までの大切な時期の生活を共にしその子の成長を見守り育んでいきます。子ども達は、ひとりひとり体格も性格も考え方も違います。日によって体調、機嫌も違います。みなさんだってそれぞれ違うはずです。そうやって育ってきたのですから想像はできると思います。
保育の現場では、みなさんがこれまで生きてきた経験、人生そのものが試される場所なのかもしれません。実際に子ども達と触れ合い向き合っていく中では簡単なこととは決して言えません。むしろ大変なことが多いはずです。だけど、本当に子どもたちを思いながら向き合うことができれば、子どもたちは必ず応えてくれます。その喜びは何ごとにも変え難いものでしょう。親は子で育つと言いますが、親よりも長い時間接するかもしれない皆さんは、自分自身も共に育つことができるはずです。
「 」に入れる言葉はみなさん一人ひとりの価値観で違っても良いと思っています。にじの会では、自分らしく働きやすい職場となるよう様々な制度を整えて皆さんのご応募をお待ちしています。
何でもない一日を子ども達と一緒に楽しんで皆さん自身の人生をにじの会で一緒に歩んでほしいと願っています。
社会福祉法人 にじの会 小金西グレースこども園
園長 山田 裕宇記